世界と私の境界線

普通の社会人アラサーOLの日常 合気道に着物着付けをしながら駄文を書き散らす。

「彼女は大丈夫だ」 トイストーリー4ネタバレあり感想

f:id:maple1125:20190809224208j:plain

フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)

 

マタニティブルーな時期に主人が連れ出してくれました。
マスクして、体温調節用のカーディガン持って、出来れば通路側が良いんだろうけど見る位置はやっぱり真ん中あたりがいいと思って場所はいつも通りで。

ストーリー
“おもちゃにとって大切なことは子供のそばにいること”―― 新たな持ち主ボニーを見守るウッディ、バズら仲間たちの前に現れたのは、彼女の一番のお気に入りで手作りおもちゃのフォーキー。しかし、彼は自分をゴミだと思い込み逃げ出してしまう。ボニーのためにフォーキーを探す冒険に出たウッディは、一度も愛されたことのないおもちゃや、かつての仲間ボーとの運命的な出会いを果たす。そしてたどり着いたのは見たことのない新しい世界だった。最後にウッディが選んだ“驚くべき決断”とは…?

引用:https://www.disney.co.jp/movie/toy4/about.html

正直、「4」がでるとは思っていなかった。
アンディが大きくなって大切にしていたおもちゃは次の子供…ボニーへ渡りキレイな形で終わりかなぁと思っていたんだもん。

久しぶりにみたので前回のお話を思い出すのが大変だった…。

心に引っかかった部分

・おもちゃの存在意義とは

「大切なのは子供のそばにいること」
そうはいっても子供は成長するしいつまでもそばに置くものではないよね。
私の部屋にも昔はシルバニアファミリーとかジェニーちゃんとかたくさんあったけど近所の子にあげたり捨てたりしたんだろうな…。
記憶も曖昧…。
今まで一番愛されていた立ち位置にウッディがあまり遊んでもらえないけどボニーの事、主の事を思って行動するのが見ていてつらい…。

・ゴミなのにおもちゃ

先割れフォークを加工してできたおもちゃ、フォーキーはとても良いキャラ。子供ってこういうの作るよね。私もうまくできた工作はとっておきたい派でした。ボニーみたいに執着はしなかったけど…。
まぁ元々役目を終えたゴミなのでゴミ箱に入ろうとするのはわかるし、それを止めようとするウッディとのやり取りと徐々に仲良くなっていく様子はとても微笑ましい。ゴミがおもちゃになっていく過程だなと思った。でもいつかは普通のおもちゃより先に捨てられる運命なんだよな…。
切ない。

・ギャビーギャビーとボイスボックスを差し出してしまうウッディ

ビジュアルは結構こわい。取り巻きもこわい。あれみたい。チャッキー?
「私も貴方と一緒のボイスボックスが入っているの!でも、つぶれているかな貴方の頂戴!!」と迫るわけですがこの「ボイスボックスが壊れているせいで子供から愛されない」と思い込んでいるあたりがやばいなと思いつつもそう思わないとこのおもちゃは精神を保てないんだろうな…。
前半は押せ押せだったのに後半はウッディが「子供のために」と周囲を見れずに無理をしていきみんなが離れていく絶妙なタイミングで「ボイスボックスがあれば子供を楽しませることが出来るの。あなたもわかるでしょ?」といいよる場面で素直にボイスボックスを渡すウッディはもう自分はおもちゃの役割はないとか完璧に自覚したように見えた。なんだかシリーズ上とても弱さが見えた瞬間だった。

・バズは天然?

バスは可愛い。可愛いんだけどこんなに天然キャラだったっけ?
心の声を聞け!って内蔵のボイスを確認するの可愛すぎる。そして出てくる言葉がタイムリーすぎる。
もっと相棒としての見せ場が欲しかったな。個人的にバスが好きだから←
最後のシーンはめっちゃかっこよかったですよね。
「彼女は大丈夫だ」って迷子のおもちゃのボーの事だと思ってウッディがいや…と否定の言葉を続けようとすると「ボニーの事は大丈夫だ」ってちゃんと通じ合っている感じがよかった!好きだ…、バス…!

総評

役目を終えたおもちゃの行方というのは絶対でてくるから題材はよかったと思う。ウッディにとっての唯一の主人はやっぱりアンディだったんだなぁ。他に手わたっていくのも一つ、捨てられていくのも一つ、主を持たないのも一つ。おもちゃの人生もいろいろ、自我が芽生えているならそれぞれ選び取ることになっていくんだろう。
リトルグリーンメンとか大好きなんだけど、あんまりほかのキャラクターはバズでさえも活躍せずちょっと残念…。シリーズの中では難しい題材を選んだなという感じ。
でも映像がめちゃいいし、賛否分かれているようだけど自分がどちらに立つのかぜひ見てほしい作品だと思う。

★★★☆☆
賛否わかれると思うが面白い。普通に見てみてほしい

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村